自分本位の思いやり。
- Bunnyz Web Design
- 2012年2月2日
- 読了時間: 2分
ある日ペンギンは、パンダに出会い恋をした

。「あの大きくてフワフワの背中がたまらなく哀愁があるわ

。」 そして、パンダもペンギンに恋をしてしまった

。 「あの白と黒の模様が、僕と違ってたまらない

。小さくて、お尻をフリフリ振るところなんて悩殺パワーだよ

。」 そして、パンダはペンギンに一番美味しい笹の枝をプレゼント

した。 ペンギンは笹の葉をもらって、食べれないと思ったけど言い出すことができずに、すこし困った顔したけど「ありがとう

」と受け取った

。 ペンギンはお返しに、一番自分の好物の柔らかいお魚にリボンをつけてプレゼントした

。パンダは、すこし鼻を近づけただけで、魚が生臭く思ったけど

、ペンギンに気をつかって「大好きさ

」と答えた。 二人の愛が深まるほどに、二人はせっせとパンダはペンギンに笹を運び続けた

、ペンギンはパンダが喜んでくれたので、自分は我慢して美味しい魚だけパンダにプレゼントし続けました

。 やがて、二人は与えるのも、もらうのも重荷になり、二人は数年後に性格の不一致で別れることになりました

。 お互いは双方の友達に「こんなにあの人の為につくしたのに…」と愚痴をこぼしたのです

。 喜んでもらえると思って、自分の思いだけの愛情を押し付けると、このような悲喜劇が日常の生活の中で起こり得るもの… 「思いやり」が、「重いやり」になって「その槍」が相手を傷つけるのかもしれません。 自分と相手は違う。自分が望むことが、相手が望んでいるとはかぎらない。 これをメンタルヘルスでは離別感と呼んでいます。 だから、相手の気持ちを心から聴き、自分の思いを正直に伝える努力が大切ですね。 「わかり合っている」は錯覚が多いのです。 大切な人間関係こそ、適度な離別感が必要なのですね。 「親しき仲にも離別感

」ですね

。
Comments