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年齢という暗示!

 先生は「年齢は、お幾つなのですか?」と聞かれると「あなたの思うままに」と応えるようにしています。「どうして教えてくれないのですか?」言われれると、「どうして知りたいのですか?」と応じることになる。すごく若い時から年齢を聞かれると一瞬、戸惑うくせがありました。なぜなら、その瞬間に、その人が僕を見ているというよりも「あ、そう。若いのに••••」と、その人の「枠」を見ているような感じがして••••その瞬間から僕自身が「枠」に押し込められて、自由な僕は狭い枠に封印され、居心地が悪くなったような気がした•••••もちろん、その頃は、居心地が悪いながらも僕は正直に年齢を答えていた。たとえ、その瞬間に枠に組込まれたような気がしても••••でも、最近は上のような問答になる。と、いうことは、正直に答えずに、煙にまけるくらい、心臓に毛の生えた年頃?!になったということなのです。もちろん、答えないのも意地悪かなとも思うのですが。でも「80歳です」とか「19歳です」と言っても信じてもらえないだろうし、結局は、年齢をたずねた人の納得できる年齢の範ちゅうでしか満足しないのですから。 だから、最初から相手が決めればいいのです。コピーライターの友人は、名刺に仕事は「無限大」、年齢は「お好きに」と書いています。彼いわく、名刺は連絡先だけ、わかればいいのだそうです。その通りです。年齢や、職業は、自分にも相手にも「枠」を作って、自由な世界を限定します。僕の大先輩のスキーヤーの方が、日本ではスキーはしないと怒っていました。「なぜなのですか?」とたずねると、日本ではレストハウスで「お幾つですか?」と、いつも聞かれるそうです。そして、彼が「70です」と答えると「若いですね‼」となる。もちろん、日本では言う側の気持ちも、わかる気もしますが••••その先輩いわく「その驚嘆の中に、彼らの範ちゅうをこえたスキーヤー」という奇異な目があると言うのです。ヨーロッパでは70代のスキーヤーは当たり前すぎて、聞かれないと。だから、日本は「ゲレンデに来る年齢は」とか「普通は」の枠が多過ぎると•••••そして、年齢を意識することは自己暗示が入ります。「俺なんか、若いから相手にされないし」とか、「この歳だから、この服装はすこしヘンかな」とか••••若くても、すごく偉い人と、対等に渡り合っている人は、ごまんといるし、幾つになってもどんな服装も着こなしてしまう人もたくさんいます。自分を「枠」に入れて生きると「普通の人生で生きねばならない」に無意識が思い込み。だから、能力開花できないままで、その人は老いて行く。僕は、自分がカテゴライズ(分類)されるのは好きではないし、人を「枠」で見るのも好きではないのです。それは、自分の心の目が、地位や立場で曇らされ、その人を、その本来の姿で見ることができなくなりそうで。それに僕自身も一般的な分類表に組み込まされるのがイヤで、今まで生きてきたからなのでしょう。ゆえに、インディアンと一緒に生活したり、難しい授業がイヤで、お芝居のようなライブ講座になったり。そう、僕が登壇した時、初めて出会う参加者の「あっ‼」と息をのむ顔が僕は大好きなんです。それが、本当の出会いだから••••だから、昨日は4月1日のエイプリルフールだから、ついに言ってしまいました。「実は僕はバンパイアだから、838歳です」だって「嘘ぱち(8)」「嘘のサンパチ(38)」って言うから。そうしたら「はいはい
ドンッ
」とスルーされました。だから、最初から、あなたが決めればいいじゃないですか
シラー
ねぇ
あせる
日本メンタルヘルス協会:衛藤信之のつぶやき

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