一事が万事。
- Bunnyz Web Design
- 2011年1月16日
- 読了時間: 3分
「一事が万事」という言葉あります。「恋人ができないんです」とある男性。「合コンとか出会いはないの?」と僕が、たずねると彼いわく「合コンに行っても、二次会、三次会で相手に『 あ⁈ 脈がないなぁー』と思うと酒をガンガン飲んじゃうんですよ」で、酔ってしまうらしい。これが彼女いない歴を彼が更新している理由なのです。人間はダメだなぁと思っても、その去りぎわにモテ度が光るのです。前に別の中年男性が「いや~前にステキだなぁと思う人がいて、食事に誘ったらのってきたんですよ」「よかったですね」と僕が返すと、「それがよくなかったんですよ。途中で相手が結婚しているとわかって『え⁈ 結婚しているの⁈ じゃ、こんな高級なレストランに来なかったのに』って言ってやりましたよハハハハ••••」その話を聞いた僕は自分の耳を疑って「もしかして、それを相手の女性に言われたんですか?」と聞きただしました。とうの男性は「もちろん、ですよ!だって、悔しいじゃないですか~」僕は目が点になりました。これは女性にドン引きされる男性の典型です。もちろん、そのような言動は仕事にも出るでしょうから。自分が損することには、他人が困っていても助けないのかもしれないなぁと推測できます。まさに、その人の言動には、その人の人間性が垣間見えます。それは女性の部下からも「セコい人」とか「自分が中心で、この上司は相手を傷つけることを平気で言うんだ」という評価につながります。合コンで、相手のメンバーすべてが自分の意中の人では無かったとしても、最後まで場の雰囲気を壊さない人は、人間性がにじみ出ます。それが、ウワサになって他の女友達に伝わるかもしれません。また、そんなことが大切なことではないのです。大切なことは、小さなことに人生がにじみ出るから怖いのです。二宮尊徳は「大事をなそうと思うなら、小事をおこたるな」と言いました。自分では、小事だと思うことの積み重ねで、人生の深みが出るのです。そう、本当のオシャレは表地ではなく、裏地だといいます。そして、オシャレな人は必ず足元の靴を見るといいます。人は目がいくところをキレイに着飾ります。でも、どんなにスーツを決めていても、靴が疲れていたり、ドロが付いていると、その人の人生シーンを物語ります。最終の大切なシーンで「あれ⁈」となるからです。靴を脱ぐことがなくても、穴の空いた靴下ははかないことは当然です。その心のゆとりが笑顔や仕草の全体のセンスに反映します。平気で道にツバを吐く人、ウエイトレスに横柄な態度の人、電車で、すぐに人を押しのけ座ろうとする姿は男女問わず醜いです。もちろん、高齢者は別ですから、自分が若くてもオヤジ、オバサンだと思う人はOKです。また、知らない人ばかりだと平気で公共の車内で化粧をする人、それはマナーの問題ではないのです。その女性の人生観がその行為に垣間見えるから哀れになるのです。この女性は、人生うまくいかないだろうなぁと思えるのです。それは結婚でも、恋愛でも、人間関係は親しくなると、その人の素地が見えるからです。だから、見栄えを着飾ってもダメなのです。一事が万事を物語るのです。

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