あるがままに••••
- Bunnyz Web Design
- 2011年1月6日
- 読了時間: 2分
昨日、門松について書いていて思い出しました。 ボクの好きな一休禅師が、村の大きな松の木を見て村人たちに言いました。 「あの松の木を、真っ直ぐに見て、真っ直ぐに絵に描くことができたら、その者には、ご褒美をあげよう」
多くの村人は、どの位置から松を見たら、曲がりくねった松を真っ直ぐに見えるだろうか⁈ と、場所を変えたり、自分が横になったり、中には逆立ちをする者までいて大騒ぎです。ある村人が、素直に そのままに曲がりくねった松の木の絵を描きました。一休は、その者に「あなたが一番この松を、真っ直ぐに見た。あなたにご褒美をあげましょう。」と、曲がりくねったままの松の木を描いた人をほめました。真っ直ぐに描くというのは、そのままを見て描くということなのです。なぜなら、松は曲がりくねったままで松なのですから。そのままをシッカリと、そのままとして見る。私たちは、人それぞれが違っているのに、誰かの成功ばかりに憧れて、自分をあるがまま真っ直ぐにではなく、かくある姿という真っ直ぐな型に、はめようとします。子供を、恋人を、上司を、部下を、そのままで、真っ直ぐに見たいものですね。あなたは、自分の人生をそのままに真っ直ぐに見ていますか?あなたは、あなた自身を、真っ直ぐに見ていますか。真っ直ぐにしようとして、あなたを逆に曲がりくねらせていませんか?そう。よけいにイビツにかわいそうに••••あなたがね


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