「チョット主義」
- Bunnyz Web Design
- 2011年2月5日
- 読了時間: 3分
石橋を叩いて渡る。でも、現代は石橋を叩きすぎるくらい叩いている間にタイムオーバーになる人が多い。いや、考えすぎて疲れてしまうのです。そう、行動せずに止まっているのに、考えすぎて心が磨り減る。空手の試合で感じるのは、相手と向かい合わせになって「待ち」の姿勢が一番緊張する。「始め!」

の掛け声で一歩を前に出すと、もう恐怖はない。車でも、ロケットでも、動き出す瞬間が一番、爆発力がいる。そして、燃料をもっともよく使う。問題は考えすぎる性格の人は、アクセルを踏みながら、ブレーキを同時に踏むのです。だから、心のエネルギーを使いながら、一歩も前進しない。そのため、ウツ病の人は外から見ると何もしていないように見えるけど、心は擦り切れてしまっている。掃除にしても手もとだけでもスタートするのが苦しいのは、ノイローゼの人ほど完璧な掃除が終わった部屋の状態を目標にして掃除を始めようとするから、ゼロから完璧までの道のりを考え過ぎて、気が重くなる。手始めに「目の前だけ」とは思えない。完璧で行き届いたクリーンな部屋を想像しすぎるので、その目標の高さと、現実の散乱した部屋とのギャップに気持ちが向くので擦り切れる。そして結果として心が疲れはてて何も掃除が進まない。運動にしても、続かない人ほど、まずはジムに行って、ランニング30分、筋トレ30分とストレッチに30分と考える。

すると、全エクササイズを考え過ぎて、ジムに行くには時間がないからと気持ちで疲れはててしまって何もしないで一日終わる。「毎日、少しだけ」と思っている人がいい。僕は「完璧主義」より「チョット主義」と思う。この考え方のほうがトータル的にうまくいく。人間関係がうまくいかない人は「人とうまく付き合いたい」と大きな目標をかかげるからうまくいかない。 ならば、ヘタでもいいから誰かに「良い天気ですね」と一声をかける。「幸せにになりたい

」と目に見えない漠然とした目標をかかげるから目まいを起こして幸せになれない。ならば、今日、誰かの声を聞くために「電話をかけよう」それだけで何かが変わる。「日向ぼっこしよう」「知らない人、三人に声をかけよう」これのほうが幸せの近道なのです。アメリカ大陸横断をはたした70代の女性がテレビのインタビューに答えて「最初の一歩を踏み出すのに勇気はいらなかったわ••••」そう楽しんで歩き出したら気がついたら横断していたのだと思う。もし、大陸横断するぞと考えて70代の女性が歩き出したら最初の一歩で心臓が止まったかもしれません。いや、絶対に止まったと思う

。そう、二歩目は、一歩目を歩いてから考えればいいじゃないですか。恋人が欲しければ声をかけよう。そう、笑顔で明るく「貴方は、一目で恋に落ちる

ということがあると思いますか?」と••••ただし、笑顔でサラッとね。だって、思いつめた顔でこのセリフを言われると

次の瞬間に100メートルくらい逃げたくなるし••••笑顔がうまく作れないなら考えないで練習しなさい。考えないで••••「そんなにうまく行くのかなぁー」だから、考えないでやってみなって~悩んでいるよりも、何かが動くから。責任⁉ だ・か・ら~考えないでって!!
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